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小腸に穴が開くと危険な理由

全ての病気は腸からくると、今から2,000年も前に古代ギリシャの「医学の父」こと、ヒポクラテスは明言していました。 腸は体内の免疫機能のうち、7割を担っていますし、腸の機能が悪いと、吸収しなくてもよい有害物を吸収してしまったりするなどし、体に大きなダメージを与えます。 最近の研究では、腸がダイエットだけでなく健康にも大きく影響するということが分かってきています。

小腸に穴が開く?現代人に多い症状

小腸はいわば、私たちの城壁とも言えるでしょう。外敵が攻めてきたときに、小腸という城壁があるからこそ侵入を防ぐことができるわけです。 しかし、その城壁に穴が開いてしまう場合があるのです。 小腸にの腸壁には、絨毛(じゅうもう)と呼ばれる、無数の突起物があります。この突起物は広げるとバトミントンのコート一面分にもなるそうです。 この突起物から栄養が吸収されていくわけですが、何らかの理由で突起物の凹凸の凹の部分に、小さな穴が開いてしまうことがあるようです。 この症状は「腸もれ」とも呼ばれ、アメリカでは腸もれの治療はメジャーなものになっています。

小腸に穴が開くと何が起こるのか?

小腸に穴が開いてしまうということは、私たちにとって一大事です。 なぜなら、先ほどお話ししたように、小腸は私たちの体の免疫のほとんどを担っていますので、小腸に穴が開いてしまうと、体に有害な物質にたやすく侵入されてしまうからです。 こうして腸もれの部分から、有害物質が体内に侵入すると、その敵を退治しようとして免疫細胞が戦い始めるわけです。 その影響で、血管内や細胞内で炎症が起こります。 例えば、小麦などに含まれるタンパク質が腸もれによって体内に侵入したとしましょう。 そうすると、その異物(タンパク質)を退治しようとし、免疫細胞が戦うので炎症が起こります。 これが、小麦アレルギーとして表れるわけです。

グルテンフリーの食生活を心がける

小腸に穴があく「腸もれ」の症状がある人にとって、小麦は非常に厄介です。 日本国内で流通している小麦は遺伝子組み換えのものがほとんどですが、これが良くありません。 本来小麦は秋から冬にかけて収穫されるものなのですが、年中収穫できるようにと、遺伝子を操作して作られているのです。 こうした「改良小麦」には、グルテンと呼ばれるタンパク質がたくさん含まれています。 このタンパク質は、もともと私たちの体内にあるタンパク質と似ているため、腸もれによって体内に侵入を繰り返すと免疫細胞が、本来私たちが持っているタンパク質までも破壊してしまう可能性があります。 グルテンは腸もれの症状がある人にとっては、脅威にもなり得ます。